施設は東祖谷の落合集落にあり、祖谷地方は日本三大秘境の一つに挙げられています。一般的に集落は山の麓に形成され、さらに田畑が広がるというのがいわゆる「日本の里山の風景」ですが、祖谷の集落は山の斜面を切りひらかれ集落を形成しています。ここ落合集落は高低差約390メートルにも及ぶ集落で、江戸時代中期から後期に建造された古い民家が今も崖に張り付くように点在しています。

こうした古い民家は山村集落特有の構造と間取りを持ち、集落内をうねるように伸びる里道、周囲に広がる石垣や耕作地と相まって独特の景観を持っています。2005年には、このような歴史的景観の希少性が評価され、集落全体が重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。


PDF形式で地図をダウンロード